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[技術ブログ投稿No 06130002_20180131]

Pleskのマイグレーションのノウハウ 1

こんにちは、D社のyoyoyoです。

いつものようにデータセンタ事業の維持管理業務、契約管理、整理整頓、
掃除、点呼、事務仕事、廃材の仕分け、ケンカの仲裁、掃除、洗濯、ゴミ出し、
受験対策、塾の送り迎え、小動物の世話など広く浅く業務をこなしています。

このブログのシリーズも長く続いたもので、さすがにそろそろネタ切れです。
それでも投稿数7桁は我ながらよく頑張ったものです。

さて。今回は表題の通りなのですが「Pleskのマイグレーションのノウハウ 1」について
エッセンス的なところをお話ししていきたいと思います。
※今回はハマりどころのみ書いていきますが、詳細なコマンドなどは次回。

余談から入りますが

いまではもう当たり前になって久しいですが、
弊社のホスティングサービス(=レンタルサーバ)事業のサービスラインナップとしては
下記があるのはご存じの通りです。

・専用サーバサービス

  ちょっと高級なグレードという位置づけ   一棟貸し物件

・共有サーバサービス

  安いサービス   商業施設の店舗用一区画

みたいな感じです。
用途は規模やサービスレベルによって異なっていて・・・
となると長くなるのでここでは割愛させていただきます。

マイグレーションってなんで必要?ちゃんとできんの?

前回のブログでは弊社の共有ホスティングサービス「extremeserv.」
紹介をさせていただきましたが、予想をはるかに超えた反響でした。

想定外のアクセス数にヒヤヒヤしましたが
さらに余談ですがチューニングしたWebサーバは応答遅延もなく、ギリギリのところで持ちこたえてくれました。

さて、携帯と同じくPleskにはいろんな意味で寿命がありますので、
乗り換えが必要なのです。

落とし穴 1 バージョンアップ

「そんなことしなくてもバージョンアップすればいいじゃん」
とお考えになるでしょうが、これは事故ります。
復旧不能の事態に陥り、さらに後々重度の後遺症に悩まされます。

どんなか?

・Pleskの設定変更が反映されなくなる

「おお、ログイン表示されるじゃん。よさげだな・・・」
と思いきや、設定変更した際にいろんな機能がケースバイケースで
異なった挙動をするようになります。
具体的にはバージョンアップ前に作成していたオブジェクトは動作しなくなるが
バージョンアップ後に追加したものはOKなど。

・Apacheが起動しなくなる(事がある)

モジュールにも依りますが、起動しなくなります。 比較的段差の低い7→8系ではご存じの通り動作しましたね。
下記のようなメジャーバージョンアップは失敗します。

・ 8→9系
  しかし8→9系では段差は低いとしながらも設定反映に失敗しました。
・ 9→10系
  段差が大きく問題外。
  nginxがまともに連携してくれなくなり、Bad gatewayの嵐になります。
  いずれの場合もhttpd.includeにIncludeしていた場合、
  読めなくなりApacheの起動に失敗します。
  このあたりから推奨MTAも変更になった事から段差はさらに大きく
・ 10→11系
  あまり段差が無いせいか、スンナリ行きました。
  しかし過去の経験からどんな問題を内包しているかわからないので使えません。
  proftpdにmod_tlsが入ってくるのでpassiveportの設定が要るとか。
・ 11→12系はやっていません。やる価値も無いでしょう。
  12→Onyxは意外と動作するようです。このあたりから
  皆さまはPleskのマイグレーション作業をやった事があると思いますが、
  一度ぐらいはトラブルに見舞われることも経験されたのではないでしょうか。

  そんなマイグレーションをする時の作業として、
  押さえておくべきポイントについて書いていきます。

  詳細は皆さんもうご存じだと思いますので割愛します。
  ド忘れする事も無いとは思いますがもし忘れてしまったら
  マニュアルでも見てください。

落とし穴 2 お客様からの苦情

  これらは比較的すぐに気付きます。

・メール送信できないんだけど・・

  MTAが変更になったり、Pleskのエンハンスにより、
  個別の設定変更がバージョンアップによってGUIから可能になったりします。
  それまで設定ファイルに直接書き込んで設定していたものが、
  GUIの設定でデフォルトに上書きされてしまう事があります。
  具体的には qmailの場合には

  /var/qmail/control/

  配下のファイルなどが影響を受けたりします。

  

・Webでエラー吐きまくるんだけど。

  これはPleskと言うよりはApacheやそのモジュールによるものがメインです。
  PHPのデフォルトのバージョンが替わったせいで、
  エラーログを垂れ流しまくり、時には真っ白になるのは当たり前です。
  コンテンツ個別の問題であれば順番に解決できるのですが、
  いきなり多数のエラーが出ると対応は困難を極めます。
  たちの悪い事に切り戻しができません。

どんな方法があるの?

  Pleskのマイグレーションにはいくつか方法があります。
  ご存じの通り、マイグレーションマネージャや、バックアップレストアの機能には、
  それぞれ特徴があり注意点はこんな感じです。

・マイグレーションマネージャ

  基本的にサーバ内のクライアントやドメインを丸ごと引越しさせます。
  裏側ではssh経由でのAPIコールがroot権限で発行されているため、
  基本的にコンソールが使える人向けの手段です。
  全体でやるので小回りが効かずあまり使えません。

・バックアップコマンドで移設 1

  顧客、ドメイン、リセラーの情報をひっくるめてデータを移動させる
  がっさりやりたい時はこちらですが、インパクトでかすぎ。
  全部ちゃんと動くなんてことはまずない。

・バックアップコマンドで移設 2

  顧客、ドメイン、リセラーの情報を個別でデータ移行させる。
  心臓の小さなあなたにはぴったりの落とし所です。
  インパクトは小さいが手間がかかります。

 さて、今回は手法の紹介と言う事だけで終わってしまいますが、
 次回は

・バックアップコマンドで移設 2

を掘り下げて中身をご紹介します。

お楽しみに。

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