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WindowsServerのライセンスが大きく変わりました

みなさんこんにちは。

ブログ記事をお読み頂きありがとうございます 。小林ですm(_ _)m

今回はWindowsServerのライセンスを取り上げてみたいと思います。

昨年、2016年の10月に「Windows Server 2016」が発売されまして

既に導入を始めている企業様もちらほら見えてまいりました。

この 「2016」、ライセンスの価格体系に今までと大きな違いが見られます。

プロセッサ単位からコア単位へ

2012までのライセンス体系は、

サーバに搭載されるCPUソケット(=プロセッサ)単位で価格が決まっていました。

ユーザは調達するサーバに搭載されるCPUソケット数に必要なライセンスを購入していた訳です。

2016からは、CPU数では無く CPUに内包するコア数単位に変更されました。

これは、近年4コア~8コアといったマルチコアCPUが増えてきた時勢を反映した物と考えられます。

(Microsoftは近年のクラウド利用を念頭に置いたモデルにシフトしたと説明しています)

1ライセンスあたりの販売は2コア単位

2016のコアライセンスは、「1ライセンスで2コア分」です。

Microsoftのページで確認できる参考価格(※)から計算すると...

Datacenterエディション=1,184,000円(16コア分)、

Standardエディション=169,600円(16コア分)です。

コア単価にすると

Datacenterエディションが1コア=74,000円

Standardエディションが 1コア=10,600円と言う事になります。

販売単位は2コアパックですから、それぞれ148,000円(DC)~ 21,200円(Std)~ からとなります。

※?https://www.microsoft.com/ja-jp/cloud-platform/windows-server-pricing

サーバあたり最低16コア分から購入が必要

では、16コアに満たないサーバの場合はどうでしょうか。

4コアの2CPU搭載マシンなら 合計8コアだから...

「Standardなら84,800円だ!2012より安いじゃないか!」

とはいきません。2016では、最低買わないとならないコアライセンス数が定められています。

①「1CPUあたり 最低8コア分は買う事」

②「1サーバあたり 最低16コア分は買う事」

①を見ると、「1~8コアの1CPU搭載サーバなら、8コアぶん購入すればOKじゃないか!」...と見えます。しかし、地味に②の条件に引っ掛ります。例え1CPUマシンであっても「1サーバあたり最低16コア分は必要」と言う条件が適用されるので、16コア分が最低ラインになります。

要するに、最もビジネスユースで多いであろう 「8コア以内でかつ2CPU以内のサーバ」は、全て16コア分が必要な訳ですね。これが、冒頭に示した「Datacenterエディション=1,184,000円(16コア分)、Standardエディション=169,600円(16コア分)」のカラクリです。この価格は、2012の頃とほぼ変わらない価格であると言えます。(Microsoftも、殆どの企業は今までとライセンスの調達金額は変わらないであろう...と述べています)

ただし近年は、1CPUあたりのコア数が10コア以上になるマルチコア製品も多くなってきました。特に仮想マシンの基盤となるサーバはコア数が増える傾向にありますので、1サーバで20~30コアも珍しくありません。このように、「多マルチコアサーバは ライセンスの調達金額が今まで以上に膨れ上がる!」事になります。この点が最も注意すべき内容なのです。

他にも・・・変わる事、変わらない事

WindowsServerには「Hyper-V」と言う仮想プラットフォーム機能を持っている事をご存知の方も多い事と思います。

インストールしたWindowsServer上で、複数の仮想マシンを動かす事が出来ます。もちろん、この仮想マシンにもライセンスが必要です。DataCenterエディションを購入すれば、その上で動かす仮想マシンは無制限です。これは2012と同じです。Standardエディションは少し異なります。Standardエディションのライセンス1つで最大2つの仮想マシンを動かしてOK(※)でした。

(※物理サーバをハイパーバイザーの管理専用以外に使わないという条件付き)

2016でも、Standardエディションで2マシン...と言う点は同じですが、2コアパックのライセンス1つで2仮想マシンOK...ではありません!

「16コア分(2コアライセンス×8保有)だから 16仮想マシン動かせるじゃないか!」

と思ったら誤解です。

あくまで、物理サーバが搭載するCPUコア数を賄えるライセンスを購入して初めて、2仮想マシンが許可されます。

動かせる仮想マシンを増やしたい場合は、搭載しているコア数の2倍のライセンスパックを買わないといけません。

2CPU 16コアマシンなら、最低購入数である16コア分を買って2仮想まで。倍の32コア分ライセンスを買えば2仮想まで。

こんな風にカウントされますのでご注意下さい。

「我社は4コア2CPU=8コアのサーバを持っている。16コア分のライセンスを買ったから、実コアの2倍分のライセンスを買ったのと同じじゃないか!それなら 4仮想までOKじゃないか!?」

...そうお考えになった方。スルドイですね。最低購入ラインの16コアまでは無条件に2仮想マシン迄と、しっかりMicrosoftに制限されております。

CALはお忘れではありませんか?

2016になっても変わらない点もあります。見過ごされがちですが「CAL」が必要な事は変わりません。

(中小、SOHOの企業様だと、サーバライセンスだけ買えばOK...と誤解している方を少なからず見かけます)

CALとはクライアント アクセス ライセンスの事です。Microsoftは、サーバだけでなくそのサーバにアクセスするユーザにもライセンスを要求します。CALは 2016用が必要です。この点も誤解が多い点ですが、今まで2012用を持っていた方でも新たに買い直さないとライセンス違反!になってしまいます。

?逆に 2016用のCALをお持ちの場合、2012以前の旧バージョンOSにアクセスする事は認められています。CALはアップグレード等の待遇は有りませんのでOS環境が変わると買い直しが必要である事は憶えていて損は無いでしょう。CALについては、また別の機会に譲りたいと思います。

如何でしたか?

今後新しく販売されるライセンスは、全てコアライセンスに基いて販売されます。皆さんも新ライセンス体系を良く理解頂き、「知らない間にライセンス違反になっていた!」と困った事態に直面しないようご利用下さい。

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